1993年11月1日発売のSINGLEです。
作詞・作曲:徳永英明さん
編曲:国吉良一さん
「僕のそばに」は、徳永さんを知り、ファンになったきっかけの曲です。
この曲に出会った当時、スキーに没頭し、主に群馬、栃木、長野周辺のスキー場へと毎週末ごとに足を運んでいました。
そんな中、道中のカーラジオで「僕のそばに」を聞いた事がきっかけとなり徳さんのファンになったのでした。
始まりは、夫から聞かされた「僕のそばに」の歌詞と曲への感想でした。
当時から、徳さんは夫公認の大好きなアーティストとなった訳です。
夫とは20歳で出会い、7年の交際期間を経て現在に至ります。
7年間と言う交際期間には、いろいろな事がありました。
恋愛に順風満帆なんてある訳が無い。
そりゃあ、いろいろです。ほんとにいろいろ。お互いを傷つけ、お互いに傷つけられ、お互いが踏みにじられた事もあったでしょう。
恋愛のみでは無く、実社会においてでもです。
「新しい人間関係が生まれては消えてゆく。」
まるで、荒波の真っ只中でした。
この曲の歌詞に、そんな私の体験が憑依した一言があった。
「僕のそばに」
この「一言」があった事で、人を傷つけ、傷ついた私の中の一部がキラキラした瞬間を思い出したのです。この言葉に隠れた私の「僕のそばに」があったのです。
もしもあの時…
心の中にあった2つの葛藤は、今でも忘れられません。
でも、ずっと願っていた想いを貫き通そうと言う「我の感情」が勝った。
振り返れば、私の人生の岐路は、葛藤以前に決まっていたんだと思っています。
「僕のそばに」
私にとっては、酷でも有り、幸せな言霊でした。
そして今は、私のそばに夫がいます。
この曲があった事で徳さんのファンになれた。
徳さん本人がどんな「我」で素晴らしい曲を生んだのか。
長い人生、いろんな背景に染まって行く皆さんの人生。
あなたの胸にはどんな「僕のそばに」があるのでしょうか?