2003~04年◆ 黄色い幸せの種

全25公演

「赤い太陽の日」から続いて「青い銀河の夜」「黄色い幸せの種」へと繋がる意味を持つライブでした。

参加会場━▼
2003.12月24日(水) 福岡サンパレス
2004.01月17日(土) 東京厚生年金会館
2004.01月18日(日) 東京厚生年金会館 FINAL

━━━━REPORT━▼
今回は2003年の12月24日のクリスマスイブに行われた福岡での徳な夜の背景もまぜこでレポートします。記憶があいまいで感性のみのレポートになってしまいますが、お許しください。
当日の夜に書いた日記を元にレポートを書きましたので、セットリストの順番は違う可能性があります。

今回のファイナルは、私にとって今世紀最大〔勝手に〕の大きな公演になった気がしています。福岡とファイナル初日は席に恵まれ、ステージの近くで参加する事ができました。最終日は2階席で、後ろから数えた方が早かった。でも、そんな事は関係無かった。

ものすごい、感動 と 涙 と 笑顔 貰いました。
泣き笑いの黄色・最終章をここにお伝え致します。

REPORT━▼━━━
▼ 青い契り

瞳を閉じて、静かに。青いターバンの君は優しく語り始めた。最近に無い静かな始まり。心臓の鼓動が聞こえそうだ。
私の耳に語りかける優しい声の抱擁。いつもの感動に感謝しつつ、聞き入ってしまう自分に感謝した。徳ちゃんの声に感謝した。素敵な姿が焼きついた。

▼ 僕のそばに

頭に何も無かった感じ。
ただぼぉ~~と聞き入っていた。そしたら涙が流れた。何を思う事無く没頭して聞いた。この曲があったから今の私が居る、、、なんてセンチな感もあったと思う。
ファイナルで一緒に参加した大切な隣席の徳友もこの曲からずっと鼻水をすすっていた。
隣席のKAZUは徳永英明さんがあって会えた友人。徳さんのホームページのメーリング交流がきっかけで知り合った。私にとって数十年来の友人以上に大切な徳友さん。

▼ 輝きながら

たとえ、誰が何を言っても、一番輝いていたのは、徳ちゃん自信。瞳を閉じて聞いた背筋からいろいろな思いが噴出して来た。思わず笑顔になった私がいたような気がしている。誰かと一緒にドアをあけるのならば、一体誰とあけるのだろうかと、、、いろいろな意味で感慨無量。

▼ 夢を信じて

スローテンポな夢を信じて、、、明るいけど、心強い印象。西脇さんのピアノが熱かった。気持ちの底から押し上げてくる、いつものアップテンポなステージとは程遠い出来上がりだった。なんていうアレンジだろうと思ったのがすごく印象に残っている。

▼ レイニーブルー

語りかけるような歌いだしに私は思わず息を詰まらせてしまった。優しい歌声に導かれ、その後、す~~と抜けていくイメージ。絶品。
数知れず聞いたこの曲もまた別の曲のように奏でられていく・・・魔力を持った見えない力に魅了された1曲になった気がしている。

▼ I LOVE YOU

さほど昔と差が無いアレンジだった。時折激しく、ギターが胸を打った。「好きだ 好きだ 好きだ」の連呼に心躍って聞いた人数は途方も無いのだろうと、ちらっと感じたりした。

▼ 君は君でいたいのに

始めて聞いた時に、自分の感性で聞いて欲しいと言う徳さんの言葉に、自分の父親を感じたと、過去に書いたけれど、今回気がついた。これはすごいラブソングなんだと。奥深い心の声なんだと。徳さんの歌声は聞く度に変化がある。生歌は聴くたび違って聞こえた。うまく書けないけど、そんな風に思わせてもらった1曲だった。

▼ 太陽がいっぱい

相変わらず聞かせて貰った!!の1曲。
なぜいつもこれを感じるのか自分でも不思議な1曲。近くにいなくてもそれぞれの太陽がある事を気ずかせてもらった1曲でもあった。ギターの奏がなぜか悲しく感じたのは不思議に思う。この日の夜の日記をあけて見た。そんな事が書いてあった自分の日記に感謝した。歌詞と自分の過去が試行錯誤し、最高なひとときがプレゼントされた。

▼ birds

きたきたきた~~~~~コレじゃナキャこれじゃ~~!!!!!
うずうずしていた体が舞い上がった。思わず張り上げた声援はものすごい大きなものになっていた筈!!
ステージ上の徳さんものりのりで!!ゲタオさんゆれてゆれて最高潮って感じだった。後方から聞こえる誰かの小声の歌声がなんとも言えない逆風となって心地良く感じた。

▼ call

西脇さんの奏でる不思議なオープニングが心をゆさぶる。ゆれゆれの自分自身が発散中!って印象。
ラテンチックなcallがこれまたいい!!!
隣の美人さんも一緒に手拍子足拍子状態。徳永トランスの真っ只中。YES!!って感じ。ここで一緒に踊らなきゃ損をするぞ!ってな感じ。うまく伝わるかな~~

▼ Wednesday Moon

いやっほ~~~~。ひっさびさに熱いぜ!!どうしたいのコレ!!って聞いてみたいね。徳ちゃんに!!!直接聞いてみたい。
お決まりの拳の拍子のアレンジが今までと違うのではずれた感が気になりながら、思わず拳を上げた私がいた。
お決まりのおせおせムードは最高潮!!会場一体が暑く蒸し返した。

▼ MYKONOS

頭をひとつに結んだゲタオさん!!最強なラテンチックなサウンドで乗せてくださいました。
なんという曲。なんと言うサウンド。むせかえる会場が、1個になって踊り狂っていた。
私も同じ、ここまで来たか絶好調のトランスマジック。
もともと好きな曲だったけどまたまた好きになってしまう、このイキな勇み良い乗りにとろとろな時間を過ごした。
気がつけば隣の徳友の手をとって肩を揺らして汗をかき、踊り狂った1曲。熱いぜ~~

▼ 夢

徳ちゃんへ向け左右に大きく振った両手が痛かった。ハロ~ハロ~の声に乗せ、KAZUが、私が、みんなの思いが1個になって張り上げた大きな声。
殆どの記憶が飛んでいた。
こんな「夢」はいつ聞いたのが最後だったろう、胸打つギターも熱かった。

▼ oneness

ファイナルでは小さなギター「らっき組」を抱えて歌った徳さんが印象に残った。
「愛はあるかい?」「イエ~~イ」の声援がこだましていた。
いつもなら、これが〆!!って感なのに、らっき組に気をとられた徳ちゃんが「何処を歌ってるかわかんなくなった」なんて・・・!がっくり・・・私!も又よかったりした。
楽しい楽しい楽しさが溢れていた。

▼ 君の青
▼ 愛をください

やっぱりこの曲。何から何でこの曲なのか、、、急に「君の青」のエピソードを思い出した。
確かこの曲はハワイで目の不自由な方がスカイダイビングをした。その時の目の不自由な方の空を飛んだ感想が「空がこんなに青いなんて」と言う話から徳ちゃんが書いた曲。素敵なエピソードだ。亡くなった庄司和敬さんも好きだったこの曲。
会場の皆で歌おうと言う徳ちゃんの声に答えて歌った私がいた。
思い出がよみがえる。徳ちゃんの病気を知り寝込んでしまったあの日、復活のライブで見た彼の笑顔。そして、、、あの曲に繋がったこの曲。

らら らら ららら~~の声援を手のひらを大きく広げて聞き入る徳さんは優しさの光の中にいた。

「愛をください」では、会場一斉に彼へむけれて大きく広げる両の手が熱かった。
そして三本締め。手がちぎれるかと思った。後で気がついたら手のひらに血液がうっ血して、青あざができてしまってた。珍しいでしょ(^_^.)ほほほ。

そして

まさか、こんな感動を運んできてくれるとは、徳永英明は何者なのだろうかと。
憎い演出が泣き笑いの時間へと繋げた。

▼ 君をつれて—-ファイナルのみ

全く憎い演出だった。徳ちゃんはずるいと思った。

大きく向けた彼の手の後方からさっと落ちてきたスクリーン。いったい何が始まるのかと思った、、、ひょっとして!!!
と期待した気持ちの通り、曲が始まった。皆が歌いやすいようにとスクリーンに歌詞が映し出された。

渋谷AXで徳ちゃんが去った後、会場がひとつになって歌った曲。徳ちゃんを想い、待ち続け、祈りが届いたあの日の曲。「君をつれて・・・」感動しないはずが無い。

言葉が詰まる、涙があふれる、、、でも目の前にいる徳ちゃんがスクリーンをナビしてみんなの歌声を聞いていた。そのおどけた姿がおかしかったりで、支離滅裂な時間だった。

渋谷AXの復活ライブの時、ものすごい偶然で当選した座席も今日と同じ。KAZUが隣席だった。
あの感動と重なり二人で手と手をとって泣きまくった。
ありがとう、徳ちゃん、ありがとうみなさん!ってな感じ。声にならない声で歌ったこの曲。絶句して歌ったこの曲。

ありがとう、この会場にいる全ての方たち!!!とにかく全てに感謝したかった。徳ちゃんの勇士が眩しかった。

「人を大切にする尊さ」を導いてくれる彼は、最高のアーティストだと改めて思った。
あったかな時間や感性に感謝したいと切に思った。
ここでの感動はファンクラブ会報誌の「プリズム」にあった徳ちゃんの語った「究極の癒やし」を貰ったのだと。

思い起こせば、取り越し苦労の福岡のライブに始まり、涙涙なファイナルにまで、何を思い、何を考えていたのだろう。

このツアーは良かった。あの年のツアーはこうだった。感動した!なんていう「計り」は、自分の中のどのラインにあるのかと自分自身に問いかけた。福岡ライブでのお初のクリスマスのイブは、そんな私の思いを知ってか知らずかのうちに持ち去った感じの夜だった・・・感動をかえしてと怒鳴りたくなった夜だった。

ここで、ひとつ!!ライブに参加するあなた!!!今回は一言書かせて貰う。

ライブでは1回きりのライブを楽しみに参加してる人達がいっぱいいるはず。徳さんの歌の最中に、歌ってる曲の解説やおしゃべりを「大きな声」でしないで欲しい。ちょっとだけでも周りの迷惑を考えてマナーを守って欲しい。折角の時間が台無しになってしまう。いまだに腹の虫がおさまらない。

ですが、、、今世紀勝手に最高なライブが終わった。

印象に残るMCは福岡で、ファイナルで。

最近男性の方が多くチケットを買ってくれるようになったことが嬉しいって事。他、「ちっちゃい子供の頃に可愛いと、こんなになっちゃうよ!」なんて自分を指さして笑顔なMCもあり。

ファンへの感謝も含めてご自身を芽吹いた花にたとえて、実が熟すまでは6年はかかるので見守って欲しい。なんて話もありました。

西脇さんがファイナルでかぶっていた可愛いとんがり帽子に対して
「西脇は母性本能をくすぐる」とか!!それについて 「俺はね・・・??」なんて話しもありましたが詳しい記憶が無い。

赤・青と続いた今回。
こうしてまたまた史上最高だと自負する黄色最終章を迎えた。

バックメンバー

ギター:古川昌義さん
リズムギター:飯室博さん
ベース:高橋ゲタオさん
ドラムス:小田原豊さん
キーボード:西脇辰弥さん
パーカッション:木村まことさん

映像アーティスト:VJ MASARUさん

この年の関連情報
2月27日
シングル・アルバム購入者スペシャルライブ
「TOKYO SHIBUYA-AX SPECIAL LIVE」開催10月22日
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(「最後の言い訳」徳永英明)11月19日
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