SHIBUYA-AX Birthday Live
1,000名限定のご招待 コンプリートライブ
東京2月27日 渋谷AXにて
同年5月21日(水)WOWOW放映
━▼━背景
2002年11月14日の復帰記者会見から約3ヶ月。
元気な姿をみんなの前に見せてくれました。
今回のライブは 2003年1月22日発売「SINGLE 君をつれて」・2003年2月27日発売「ALBUM・愛をください」を同時購入予約者の中から抽選で「1,000名」を対象に行われた徳永英明さん復帰第一弾のファンサービスライブでした。
この日は德永さんの42歳の誕生日でした。
レポートは私の記憶が曖昧な部分もありますので多少の表現に相違があります事をお許しください。
2003年2月27日(徳さん誕生日)
NEW ALBUM「愛をください」の発売日でした!
◆ NEW ALBUM 「愛をください」については、まさに、2年8ヶ月ぶりの発売です。
会場前は多くのファンが駆けつけ、待望のご招待葉書を手に取り、番号順に並び始めていました。外はそうとう気温が低く実際に会場へと入館できたのは午後6時半を周った頃でした。
冷え切った体をもてあます暇も無く、定刻にその瞬間がやってきたのです。
━▼━REPORT
Opening…
ざわつく館内で、一瞬の静寂、そして声援の中、今ライブのバックバンドの3名
* キーボード&ハープ&パーカッションに西脇辰弥さん
* ギター&ベース&パーカションに飯室博さん
* ドラム&パーカッションに小田原豊さん。
そして、片手を挙げながら德永さんがご登場
德永さんのコスチュームは真っ赤のパンツに青い大き目のTシャツ、そして上着に白のシャツでのご登場でした。
「ようこそラッキーな人々! 2003年バージョン レイニーブルー」
德永さんの一声から曲が始まりました。 |
▼ 2003年バージョン「レイニーブルー」
おもわず体を揺らす感じ。サンバ風と言うのか、乗りの良いアレンジで、まずは、この瞬間から会場が一体化したぐっと来るサウンドでした。新生レイニーブルーを皆さんに早く聴いて頂きたいです!!!そっか~2003年版ね!って感じ。
▼ 君をつれて
始めて聴く生の「君をつれて」…しっかりとちょっと緊張気味って言うのが感想。でもなんだか、伝わったのよ、そのなんて言うのかな~抽象的だけど、德永さんの楽しさが。。。
▼ 桜
懐かしい、懐かしい、、でも、ちょっと違うんじゃない?なんだか妖艶な艶っぽい、なんというか、懐かしさの中に始めて聴いたふわっとした艶やかな声。【1991.10.5発売REVOLUTIONに収録されている曲です。】
▼ セラピスト
「思いやりがある、人の痛みも~~感じてくれるあなただから~~~」・・・会場の手拍子の音とハリの増して来た德永さんの声は絶品!!!すっごい高音を綺麗に刻んだ声がすごく印象的な曲でした。途中、飯室博さんがちょっとフレーズを間違ったみたいで、何かを訴えながら、笑いをこらえて歌う德永さんが良かったりしました。飯室博さん!珍しいね。あんな事。(笑っ)
▼ 大宇宙
シンセサイザーとパーカッション?ハーモニカの調べがなんとも絶妙!空から声が降るって德永さん良く言われますが、そんな感じの優しい声・・・
▼ 壊れかけのRadio
椅子にかけて、ジャンベを股に囲み、じっくり歌いこむ。ハーモニカのアレンジや徳さんご本人が奏でるジャンベが印象的で、全く今までと違う Radio~~でしたよ。
▼ 愛をください
突然の歌いだしに唖然!私はこの時点で始めて聴いたんですよ。この曲を・・・・・。騒然。この胸に~~~~「愛を下さい」後、絶叫 絶叫で、皆の記憶がぶっ飛んでいます。詳細はここに書けません。ちなみに、私の記憶もぶっ飛んでいます。友人達も同じ状況でした。
▼ oneness
こちらもぶっ飛び②~~で会場総立ち!隣の席が仲良しだったのもあり、ず~~っと手を繋いで曲調にリードされて踊り狂っておりました。もちろん、ステージの德永さんも乗りのりでした。お決まりの 「ぶぅわ~~」も健在でしたよ、最前列の方はご洗礼をうけたんじゃないのかな~~。「イェ~~イ」の声援が行き交っておりました。ステージを端から端に動き回る德永さんと会場は、かなりヒートアップしていました。
5月以降は「oneness」が 第2の「負けるな!」になるであろう事 請合います!!!翌日の二の腕の筋肉痛をここに報告致します。はいっ。
▼ 花~balada~ >>メンバー紹介
ピアノをバックに聴きなれた優しい奏でだった、と多くの方の意見を貰いました。私もそう思いました。
ピアノは、西脇辰弥さんに変わりました。
が、過去のツアーの時と変わりの無いアレンジで聴かせて頂きました。
▼ アンコール 「君の青」
まずは、会場の皆の声で「ハッピバースデー」を2回歌いました。
最初は会場の歌声がばらけていて、德永さんの「歌うんだったら、ちゃんと歌ってよ!」の声に会場が答えた感じでした。ステージから指揮をする德永さんもばらばらって感じ。結局西脇辰弥さんがピアノでリードしてくれて2回目の合唱が成功っ。
その後、君の青へ…今までと全く違うアレンジでした。西脇辰弥さんが奏でるシンセサイザーの妖しい感じの曲をバックに德永さんの声が追っかけて追っかけてリードして・・・みたいなアレンジでした。すっごくよかったです。
━▼━あとがき
一番感動したのは德永さんが会場を去った後、誰もいないステージへ向けみんなで歌った大合唱。
BGMで「君をつれて」が流れていて、いつの間にか誰からとも無く始まった波のような大きなうねり。
德永さんというかけがえのない人を待ち続け、復活を信じ支え続けた人たちの祈りにも似たあの素晴らしい歌声。
私も覚えたばかりのこの曲をおっきな声で歌い続けました。今回、偶然にも隣り合わせになった大好きな徳友も、後ろの方も前にいる方も!み~~んなでです。
誰もが歌う事をやめなかった。
德永さんから貰った大きな感動に、会場みんなで「ありがとう」を込めて!!「お帰り!」を込めて歌う命の歌声。
この瞬間が、德永さんご本人のオフィシャルサイトで「ありがとう、感動した」と書かれた内容に繋がります。
本当に今回のライブに参加出来た事・・・ラッキーでした。
皆の思いが一つになり、そして德永英明さんが帰って来てくれた日!德永さんが言われた、2回目に生まれた誕生日を会場みんなが見届けた!嫌、参加出来なかった多くの方も含めて、大きな祈りのかなった瞬間でした。
上着のシャツを脱いで「暑い」って話しと緊張してるかの問いに会場が沸きましたね。
歌える事が「嬉しい」とか「楽しい」って事と、わざわざ参加してくれて「ありがとう」とメンバー紹介でした。バンドを3人で行っていく事。5月の読売ランドとその後、行うライブハウスツアーを慣行されるって確かに言われましたね。どんなことになるのかは未発表でした。
突然、ジャンベを叩きたくなった事・不満があるかの問いに会場からの返事に「しばくぞぉ~~」俺について来いみたいな印象。私もはっきり記憶しています。この部分!なんかリハーサルと違うMCになったみたいでしたね。ここで当日の曲を当てた方がいたかの問いに「一人だけ」で、「オレ」って、当選者用に準備したトラヤのヨウカンを自分で食べたそうです。でもね~~~「桜」(3曲目)はね!予想できなかった。
会場総立ちの後、このMCの部分はすごく今回のライブで印象深く私自身も覚えています。
歌い終わった後、 「やっぱ俺はこうじゃなくっちゃ!」 って一言!!!
「ここからじっくりやっていくからっ!!」って!
「ファンの皆さんに感謝してる」って!!!
何にも無かったふうだって、トークライブのページに書きましたが、間違っていました。
つらかった入院生活の本音や、ご自身の弱さについて語られました。たぶん、珍しく涙されたとみました。すぐ、WOWOWで流れたら困るって事で面白い話に変更されたりしましたが、あんなに本音の德永さんを目の前にしてカッと熱くなった私の瞼と、会場からのすすり泣きが、思い出されます。当然、彼の復帰を待ち望んでいたファンを始め関係者に向けての感謝の気持ちも語られていました。
德永さんの言葉。「今日の第2の誕生日に、德永英明が、どんな 『 臍の緒 』 をつけて生まれてきたのかを見届けて貰ってうれしい。」「じっくりこれからを見ていて欲しい」
「こんな とくながをよろしく」 って言葉を、私も確かに受け止めました。
見事な復活劇をありがとう!!!