全16公演
━━━━参加会場━▼━━━
—ZEPP FUKUOKA—7月5日・6日
座席指定無しの椅子席
小さなホールでのライブを目的に行われました。
━━━━━━背景━▼━━━
メモを取るなんて邪魔くさい事できずじまい。
抱きしめられ、踊らされ、魅了され、圧倒され弾み、そして、ゆったりと過ぎて行く時間達。過ぎ去った瞬間。
大きな波が私を苦しめた。
それは、私にとって素晴らしく打算のひとときだった。
こんなに時間の流れを意識したライブは無かった気がしている。
こんなに抱きしめられたライブは無かった気がしている。
德ちゃん「お帰り!なんて言葉・・・吹き飛ばされる瞬間を想像もしていなかった。
今回のライブレポートは、感じたまま、心のままに書いてみよう。
━━━◾️REPORT━▼━━━
さ~~~初日。
絶対最前列のはずが、、、係員の方の 「椅子の後ろのビニールにチケットを入れてください」 の言葉に乗せられ、勝手にチケットの数字で座席が決まっていると思い込んだ私は、まず德ちゃんの写真集を買いに走った。
会場の中に入ったとたん、「はっと気がついた!」
最前列が無かった!!
結局ステージから2列目が今日のゲット席となった。
頭に深い青色のターバンを巻き、何人?に近いいでたちでベージュのヘンプ風 Tシャツを着て、薄い紺色のヘンプのズボン、紺色のスニーカーで、愛する德ちゃん、ご登場。
この時間は抱きしめられた時間。深く、長く、ゆったりと始まった愛すべき時間の始まりだった。
怪しく白くうっすらと映し出される、バックバンドの楽器郡。ふいに椅子にかけた徳永さんの顔が薄明かりの中 瞳を閉じて天空を仰いでいた。
以前からステージ上のスクリーンの話がファンクラブのメールや個人的に聞いていたけれど、福岡の2日間はどんな映像が映し出されたかは、殆ど記憶が無い。イルカと宇宙とブルーって言うイメージ。
それだけ強烈に徳永さんに魅了された結果だと思っている。
▼ 永遠の果てに
私の好きな曲。あの、切ない 「こたえをきかせてぇ~」って言う「てぇ~」が好き。言葉の響きや歌声が気に入っている曲。歌詞とか深く考えた事が無かった。
ん~~でも違う。今日は違う。心にしみる。「德ちゃん こんな声だっけ?「德ちゃん、こんな歌だっけ?が感想。
そして第1の波。ゆったりと、且つ冷静に見つめさせてもらった距離に感謝し、前の晩に興奮して眠れなかったことなどどこかに吹き飛び。あったかく委ねあう時間。 つれないな~ こんなに見つめてるのに、すぐそこに德ちゃんが居るのに、視線が届かない。
▼ Mother of Love
涙があふれた、なんだかぐっと来た。優しい歌声。つつまれるあったかな歌声。そして目の前に優しく手を広げて德ちゃんが歌っている。
ギターの音色が、シンセのサウンド達が、ぐっと心をつかんだ。すごく良い曲だ。
▼ Mr.Blue
▼ 裸足の太陽
▼ The Sun
もう、ラスト??くらいの盛り上がり方。会場がステージが熱くなった最前列の人達は、徳永マジックに魅了されどんどん前に出て行く。私も椅子を押していた。
タイヨウが!太陽が~~~~~。WOW ! WOW ! WOW !
一瞬の幸運は、ステージ上の徳ちゃんの微笑み。間違いなく目が合った!にゃは~。
(たぶん周囲の方は自分を見たんだと思ってるはず(^▽^* Ξ *^▽^)私はどんな(^^ゞで彼をみつめていたんだろうか?)
素敵な指先との優しい波動と連動。
アレンジが違う、曲が舞う、德ちゃんの声が吸い込まれて行く、すごい低音で攻めまくられた。 、、、ここから記憶喪失。この曲は「太陽の少年」では感じ取れない別の曲で仕上がっていた。絶対別物だった。
会場から 贈られる大きな声援達に見守られながら消えてゆく後ろ姿は、本物だったのだろうかと思うほど。興奮の一夜は終わった。
主なMCは九州地域ごとの德ちゃん談話。大分や佐賀・福岡・熊本・長崎とかっていろいろな地域分析談話。
各地域によって、熊本は美人が多い とか、湯布院は、お湯臭い。 とか 宮崎はちょっと変わっている地域で、最初は入りにくいけど、地域に溶け込んだらぐっと抱きつく?だったかな~私が東京から宮崎へ越した年がまさにこの心境だったので、「「うんうんって思った。 他、山口とか、長崎とかね、、、いろいろな話。
今日は、最前列の女性が 德ちゃんの遊び相手。
德ちゃんがどこかの施設名かな、場所か漢字の書き方を呼びかけて女性と話をしたのだけど、一生懸命答える彼女の声が聞こえなくて、德ちゃん曰く「腹式呼吸ができないから、何を言っているのかわかんない!」って事で盛り上がった。
この方とのセッションが結構長かったので会場へ向けて「ごめんな~~、でも コイツガ悪いんや! って謝ってましたね。MCでそうとう笑わせてもらいました。!(^^)!
彼女をいじめたお礼はタオルだったかな、手渡しで差し上げてました。
━━━to be━━━REPORT━▼━━━
そして、いよいよ7月6日を迎えた。
今日は昨日の興奮が影響してか、朝から頭痛がひどく薬を飲み元気になり浴衣を着て準備した。
今日はラッキーで、たまたま入場の時に奥の方の5列目にあいた席につくことが出来た。いやはや、今日のライブはどんな事が!!!
気持ちとしては、初日は抱きしめられた日、2日目は、爆発した火山の様な気分とでも言いたい感じだった。全てがそういう記憶になってしまった。
▼ 輝きながら
▼ 愛をください
なんだろう、ゆるかった下駄の鼻緒がぐっと引き締まった!みたいな感じの声。弾んでる。張りがある。研ぎ澄まされた感性が素晴らしい瞬間で帰って来た。
「輝きながら」優しい歌だったんだな~~って、改めて感じたりした。
「愛をください」は意標をつき、超バラード!絶品。
ギターの音色を打ち破る思いのこもった「愛をください」 希薄こそ感じるするどい感性。でも 優しい。
▼ 負けるな!
▼ oneness
乗せられて、魅了されて、浴衣なんか忘れて踊り、弾んだ瞬間。撥ね付けられ、大声で一緒に謡った。
一緒に行った美智子さんと隣の席の始めましての方とも手に手をとって飛びまくった oneness!!!! 昨日の波の話から言うとこれが 第2の波。
手を繋ごう みんな手を繋ごう!!みんなの大声援!
最高な気分、最高なステージ、最高な徳永英明!絶賛の時。空前の爆風が吹きまくった。瞳に魅了され一緒に張り上げた歌声が頭の中ををこだましている。良かったよ、德ちゃんのファンで。
▼ 君は君でいたいのに
素敵な曲!!父親の顔を覗かせる大いなる歌声。
德ちゃんは聞く人の感性で聴いてくれればいいって言われてました。 この時の私は私の感性で父親を感じた。でも結構深いラブソングだったと気ずいたのはずっと後。優しく厳しい 普通の父親。亡くなってしまったけれど昔の父の言葉を思い出した私が居た。
▼ 君をつれて
▼ M E M O
▼ 愛をください(ワンフレーズ)
なんて言う 「君をつれて」伸びる声。人の感受性を撫で回す歌声。囁きながら突き抜けて行く印象。今まで何処に隠れていたんだろう。德ちゃんのこんな声。
以前にもまして張りのある声がかえってきたんだ!
白いどころか色とりどりの飛行機が舞った「MEMO」!!
この曲を目的に想いを込めた紙飛行機を折った甲斐があった。私の想いを乗せた飛行機は德ちゃんの足元に到着してくれた!
感性は人それぞれ。
こんな徳さんのステージを知らない方たちは、私のレポートは德ちゃんを褒めまくりでつまらないだろうと思う。
でも、褒めたくてしかたの無い絶賛のライブなんです。
今回体験したライブは何かが違う特別なスペシャルなものだった。
戻って来てくれた勇姿にご満悦な気分。
主なMCはあんまり記憶にないのだけど、野球は阪神が勝つかとか、ダイエーがどうだとか。
確か、「太陽の少年」時代は、その時代の曲を歌うのが好きじゃなかったけど、時間が経過した今は、その曲を歌いたい!って。着古した昔の服を急に思い立ち、着るような感じとも。
特に「The Sun」 については、当時は「怖い詩を書かないで」とか「歌わないで」とかって手紙が来たとか。「詩の内容が怖いよね!でも、今は素直に歌えるって事。死ぬことは誰しも怖い事だけど・・・」みたいな話があったと思う。
「無意識」と「意識する」の話で、故意な声援は胸に届いてこないらしいっ!
仕掛けられた結果より、德ちゃんのステージを無意識のまま楽しんでくれる会場が、何よりの彼へのプレゼントなんだろうと思った。
初日にあった「愛し合ってるもの同士だったらドームの真ん中でキスしても良い」って。「片方無理やりの行為は誰が見ても不釣合い」ってMCから双方向の想いの例えかしらと感じた。
嫁って言えば、確か2日目?そんなMCもあったような・・・。
素晴らしい歌声とこんな気持ちをくれた徳永さん、及びバックメンバー様。み~~~んなにありがとうと感謝した2日間だった。
━ファイナルでのセットリスト━▼
1.永遠の果てに
2.大宇宙
3.MOTHER OF LOVE~小さな未来
4.Mr,blue
5.裸足の太陽
6.The Sun
7.輝きながら…
8.君は君でいたいのに
9.七色の花
10.せらぴすと
11.負けるな
12.oneness
13.君をつれて
14.MEMO
15.愛をください
16.魂の願い
━━━楽曲━▲━━━
バックメンバー□■ □■ □■ □■ □■ □■ □■
キーボード:西脇辰弥さん
ベース:高水健司さん
ギター:古川昌義さん
リズムギター:飯室博さん
ドラムス:小田原豊さん
西脇辰弥氏━━━OPTION REPORT━▼━━━MY MEMORY
追記で、徳さん関連の出来事を掲載します。
2003年7月6日夜。この”青い銀河の夜” のツアー後、徳ちゃんのバックメンバーである西脇辰弥さんが福岡のBack Stageというライブハウスでステージを開催されると言う事で「Back Stageのオーナー」からオファー頂き、西脇辰弥さんのライブを垣間見る事が出来た。
新生徳ちゃんのステージを体感した個人的な興味から西脇さんを知りたくて「Back Stage」へ駆けつけた。とっても素敵な時間へと繋がった。
この日、西脇さんのステージ後初めて西脇辰弥さんとお話をする事が出来、稀に見る優れた才能に触れる事が出来た。
改めて今後の徳さんのステージに期待を抱いたきっかけにもなった。
西脇辰弥さん!優しい声とリラックスしたステージも楽しかった。
これ以降、徳さんのツアーレポートに 「天才西脇マジック」 と書くきっかけとなった。
なぜ福岡で?とは、なんでもBack Stageのオーナーが西脇さんにぞっこんで、今回のステージが実現したそうです。