Hideaki Tokunaga Consert Tour
MY LIFE
開催期間:2004年10月1日~2005年 2月26日 全 36公演
━━━━━━━━━━━━参加会場━▼━━━
2005年2/4日:熊本県立劇場・演劇ホール
2005年2/5日:アクロス福岡・シンフォニーホール
━━━━━━━━━━━REPORT━▼━━━
待ちに待った MYLIFE 九州ツアー
2月4日は、そうとう緊張した中の始まりとなった。
熊本は九州で、仲良しfukuちゃんのお膝元。
覚えてますか?徳永さんがくしくも病で後半流れてしまったツアー。The Best of Glow 忘れるはずは、無い年でしたね。
そう、本来は15周年を輝ける年になるばずだった年。
2001年の7月に行われるはずだった九州ツアーは、私にとっては人生の運を使い果たしたかの様な、熊本・長崎・福岡と3箇所もの最前列のチケットを手に入れたまれに見る快挙のツアーになるはずだった。
その九州ツアー直前に徳さんは病に貧し、私まで寝込んでしまった。そんな運の無い私に、今回舞い込んで来た吉報。
fukuちゃんの申し込んだチケットが熊本の最前列をゲット。一緒にチケットをとった友人が気持ち良く私に譲ってくれた席。
嬉しかった。
そんな訳で穴が開く程徳永さんをこの眼に焼き付けた思い出深い2日間となった。ちなみに福岡では3人並んで10列目で壊れました。
今回は、お祭りって事で首筋になんちゃって徳ヘナデザイン(^^ゞを今ツアーの私のお守りとして首の真ん中に書いてもらった。
さて、本番。
どきどきした、口から胃が出そうだった。
スクリーンの後ろに徳永さんが立っている。
その前に大きな薄い白いベール(=緞帳)。
その薄い白いベールにモノクロに映し出される空の色。
ドン ドン ドンとカウントする心臓の音の様なドラムの音に優しいシンセサイザーの音が奏でられていた。
記憶の中になんだか、懐かしい様な・・・・嫌、じれったい。早く徳永さんの顔を見たい。
あの曲の始まりだった。懐かしくも恋しいあの曲。
「人波の中 ふと立ち止まる なぜ急ぐのか 問い掛けてみる」
歌声が聴こえて来た。
そう、待ちに待った徳永さんの声。大きな薄い白いベールの後ろにかすかに見えるシルエット。
そして、薄い白いベールは天井へと吸い込まれていった。
「ひかる風になりたい~~~」 。
━━━━━━━━━━━━━━━to be━━━REPORT━▼━━━
▼ MY SELF~風になりたい~
ワッと湧き上がる会場。会場が声援で揺れた。
そして 目の前に、徳永さん。
徳永さんやバックメンバーを大声援で迎えた熊本県立劇場。総立ちで始まった魅惑の時間。
西脇辰弥さんの奏でるハーモニカがなんとも切ない。なんとも優しい。
手を伸ばせばそこに輝く笑顔があった。
なんとも艶っぽい姿が憎かった。
▼ Navigation
▼ 恋の行方
総立ちで迎えたこの2曲は盛りあがりがすごかった。アレンジが懐かしかった。知らぬ間に体が踊った。拍手する手のひらがうっ血していた。
揺れる体は長年通ったツアーのたまものだった。
「お待たせしました」 徳永さんの挨拶。 まだ耳に残っている。
「待った 待ったよ!」
「とくさ~~~ん」とあちこちからの大声援がすごかった。
徳永さんは久しぶりのこの地に緊張をしていたようで、リラックスするまで時間がかかったようだった。
各言う私も緊張の中、吐きそうになりながらステージを見つめていた。
隣のfukuちゃんとも眼を合わせ、肩寄せ合って拍手喝采。
ぎょへ~~
こんなに徳ちゃんが近いと何も手につかない。身の置き所が無かった。
▼ 太陽
▼ 輝きながら…
しっとりと聴かせてもらった。
声が伸び、自由自在だった。なんて言う輝きながら・・・今回も熱い、優しいサウンドで包んで貰った。
ここで、一同着席なんだけど、身の置き所が無かった。
とにかく一番前の席って事だけで斜めに座ってしまう椅子の上の腰。自分のもので自分のもので無かった感じ。座った感じが無いくらい私の緊張は続いていた。
丁度、西脇辰弥さんの前あたりの席。妖艶な暗がりで奏でる天才西脇マジックもしっかりとチェックした。
途中、名もなき星にちなんだ星の話を記憶。熊本は空が綺麗だから星がみえるだろうな?とか。
▼ 名もなき星
▼ My Life
いや~良かった。美しい声だった。
特にMYLIFEには、やられた。
なんていうかな、CDでのゆったりした味わいが体中にまとわりつく感じって言うか。今年のツアー回数を多く行けない分、じっくり聴きたい曲のひとつだ。
話題は竹田の子守唄に続く内容だったと思う。盲目のピアニストの少年が自分が苦労したであろう努力の痕を残さずに鍛錬した歌声。
魂をゆさぶる歌声に感動し、ご自身でも歌ってみたいと思われたとか。
▼ 竹田の子守唄
▼ 愛はどこにある
▼ レイニーブルー
メンバー紹介 この3曲は、夢ごこち。
やがて来るであろう、ハイテンションサウンドが嘘の様なおだやかな歌声だった。
「愛はどこにある~」の声に、軽い動悸を感じた。
メンバー紹介では、西脇辰弥さん、大仏さん事高水健司さん、小田原豊さん、飯室博さん、古川昌義さん、と。VJマサルさんの紹介。
楽しいお話で沸かせて貰いました。
スクリーンに映し出された徳ちゃんの頭の後ろ姿を見て「○○くなった」っとかで ^m^ 笑わせてもらいました。
▼ 夢の番人
▼ Conversation
▼ Wendnesday Moon
▼ onness
待ちに待った、徳のりサウンド全快!
徳ちゃんが目の前で手をかざしてくれた、、、
徳ちゃんへ向けて「行きた~~~~い」と言いながら伸ばした手のひら。
でも、手を伸ばしたまま後退して行く私の体。足が前に出なかった・・・
ほんの数十センチで届いたのに・・・
これ以降の後悔は、いまだに語られる私のふがいなさだな。
そう言いながら、fukuちゃんも同じに遠い徳ちゃんの手のひらだったと語ってました。意外と、シャイな自分に辟易だった。
隣り合わせた方と、さながら「手をつなごう」コースになったonnessは神がかり!!福岡での私はここで息絶えた。
全て出し切った生気と正気って感じで燃え尽きた。 感無量。
熊本での、息絶え絶えの時間を取り戻したかの様に変貌してしまった。
吼え疲れた犬の様になっていた。
福岡では、20周年は九州をたくさん周りたいって言われてましたよ~~~
▼ 花-balade- 絶賛の1曲。
何も語れない、心が、体が、宙を舞った。それくらい丁寧に、優しくもたれかかって来た。すごい、こんな歌声がここにあるなんて、、
又、涙で目の前の徳ちゃんが見えなくなっていった。 この感動は文章に書きようが無い。絶賛の1曲だった。
アンコール(^o^)丿
改めて徳ちゃん登場後は、徳ちゃんをモチーフにしたフィギアの「とっくん」の紹介から。
「とっくん」の着てる衣装はファンの方からのプレゼントとかで、熊本は天使、福岡は大きめの帽子をかぶっててのご登場。み~~んなで感心!とても可愛いかったです。
▼ オリオンの炎
いや~~嬉しかったですね。
飯室博さんが奏でるギター1本で徳ちゃん歌ってくれました!
私はしっとりとした歌声に、ふと当時の事を思い出した。
丁度父親が亡くなり東京を痕にして主人の実家の九州へ越した年。
いろいろあったな~。って。
蛇足だけどfukuちゃんも徳友さんも2000年のremind ツアー 当時を回想したとか。オリオンの炎のCDを10枚買ったとか20枚買ったとか、徳ちゃん応援合戦は当時から続いていた。
そういえば、私も15枚買ったよと告白。
▼ 僕は僕だけの救世主
もう、ものすごい迫力で会場が踊っていた。徳永トランスと命名したいくらい。徳永さんの声は何者にも変えがたい。すごいパワーだった。
▼ もう一度あの日のように
もう、涙無くしては聴けなかった。徳ちゃんの言葉を借りれば、魂ごとぐっとつかまれた感じ。又、泣いてしまった。あきれる涙マシンだ。
何故、泣けるのか?
徳ちゃんの迫力が運んでくる感動そのものからこうなるのだろう。
本当に素晴らしい歌声だった。
あの日の徳永さんが、私が、みんなが走馬灯の様に駆け抜けて行く。
熱い思いがこみ上げてきた。 感動で流れ落ちる涙はどうしようも無かった。いろんな思いが試行錯誤した。それくらいすごかった、
「もう一度あの日のように」 すごい声。
感動の嵐。神の声。そう書いても過言では無い。
涙が流れて、流れて、心に響いて、響いて、どうしようもないくらいだった。
バックメンバー
ギター:古川昌義さん
リズムギター:飯室博さん
ベース:大仏さん事、高水健司さん
ドラムス:小田原豊さん
キーボード:西脇辰弥さん
西脇辰弥氏━━━━━━//
OPTION REPORT━▼━━━MY MEMORY
翌日、2月6日日曜日に福岡のBack Stageと言うライブハウスで、徳さんのバックメンバーの西脇さんがメインのアコースティックセッションに足を運んだ。
このステージは西脇辰弥氏がメインの「アコースティック・セッション2005早春」と称し、同氏率いる徳永さんのバックバンドメンバーでおなじみの飯室さんと古川さん。3名で行われたものだった。昨日の疲れを見せずにこれまた素晴らしいひと時のプレゼントだった。
西脇さんのステージは2回目の参加。西脇さんとは2003年の8月。徳さんの「青い銀河の夜」のツアーが終わった後、同じく「Back Stage」でのライブがご縁で、直接お話したのは今回で2度目。
西脇さんのオフィシャルサイトで、SATOMIN’S ROOMと、私の紹介をして頂きとっても光栄でした。
この日は西脇さんのアルバムの曲がメインのセッションって事でしたが、NHKの番組に書き下ろされた曲や、古川さんのアルバムの曲や歌も披露して貰った。古川さんの低くて渋い歌声も良かったです。
西脇さんのハーモニカは天下一品。素晴らしい空間への誘いが店内を優しく、不思議な世界を作り出していた。
特に 「NHKスペシャル 鳥海山」の中で放映された時の曲は幻想的で、うっとりした。
西脇さんのアルバムで聴いた曲も何曲か演奏された訳だけど、古川さんと飯室さんとのセッションで聴く曲はそれとは違った感じだった。
途中、古川さんのギターと飯室さんのアコースティックギターでも楽しませて貰った。素晴らしい演奏だった。
今回の見ものはアンコールで演奏された時の曲だと思う。
なんてったって、飯室さんがピアノ!! そして西脇さんのドラム(見たのは2度目です) なんと古川さんの歌とギター。
会場は約7割くらいが女性だったけど、男性陣も3人のすごい演奏に釘付け。拍手喝采は言うまでも無かった。
ふとよぎったのは、こんなすごいメンバーが徳永さんをバックアップしているんだって言う現実。素晴らしい。
西脇さんの、たんたんと話すMCは軽快だった。古川さんのギター、飯室さんの絶妙な間のとり方の素晴らしさを絶賛されてました。 古川さんは、この4月に千葉で個人ライブを行うと話されてました。
笑ったのは、西脇さんが前日に乗ったタクシーの運転手の話。
なんでも、170坪の自宅を持つ方だったらしく、西脇さんの風貌を見てコアな福岡弁でいろいろ話をしてくれたそう。西脇さんがこの日の会話を標準語で解読して話してくれた。
「兄ちゃんは何かの演奏家かい?」そこで徳永さんのステージで演奏をしているって事を話されたらしいけど、演奏を聞いてもいないのに「あんたの腕はいい、福岡に越してきて、ピアノの先生になったら儲かるよ」とか言われて運転手さんの携帯番号が書いてある名刺をかっこよく渡されたらしい、「福岡で何か困ったら連絡するように」って言ってもらったって。
そんなお話も人のよさそうな西脇さんならではのエピソードかと、、、(^^ゞ
この日のもうひとつのプレゼントは「古川さんのアルバムの直販」と「西脇さんのアルバムの直販」+「サイン」+「写真撮影」っしかり握手!!→思い出~(抱擁は無し(^^;)はは)
たくさんの女性人に囲まれた古川さんと飯室さん、西脇さん、、、西脇さんとはほんの数分しかお話ができなかったのが悔やみ。でも、優しい笑顔と素敵時間を頂戴しました。ありがとうございました。これまた徳な、感謝感激の1日でした。