2009年 ◆ WE ALL

HIDEAKI TOKUNAGA
CONCERT TOUR 2009
WE ALL

レポート会場
2009年11月21・22日 福岡サンパレス
※ファイナルの曲目はページ下部に書いてあります。


先回のツアー「09’SINGLS BEST」福岡公演では、自他共に認めた素晴らしい内容の公演から、ほぼ9ヶ月を経ての福岡サンパレス。

今回は、久しぶりにオリジナルALBUM 「WE ALL」ツアー。
私の2DAYSも又、素晴らしい余韻を残し過ぎ去った2日間となった。

待ちに待った福岡凱旋ライブ。
楽しみにして足を運んだ会場は、これまた何回経験しても良い感じの緊張感に包まれていた。

今回の九州ツアーは福岡でのみの開催の為、近県の徳永フリーク達が集結となり、とても暖かく、すばらしい内容だったと思います。
開場から開演までの1時間の待ち時間が、長く長く感じた1時間でありました。
私が自分の座席に座ったのは、開演30分前。
到着は開場直後であったので立ち見の方がたくさん並んでいた事に驚きました。
今回も、全会場のチケットが「SOLDOUT」。さぁ、本題です。

「オルゴールで奏でられる WE ALL…」。ステージのスクリーンには「ツアー名」が映し出されていた。


HIDEAKI TOKUNAGA CONCERT TOUR 2009
WE ALL


開演のブザーと共に天井へ吸い込まれていった白い幕・・・と同時にステージ中央に立つ徳さん。
会場は大きくざわめき声援が渦を巻いた。

光沢のある黒のスリーピースのスーツ。胸元と手首から覗く白のドレスシャツは、ノーネクタイであっても、燐として徳さんの魅力を際立たせた。足元の黒い靴も又、この衣装にしっくりしていた。

【01】永遠に
優しいイントロから、徳さんモード全快。個人的には、初めて生で聞いたこの曲。
頭の中の創造が、曲のドラマを描写する。

【02】透徹の空
絶賛、絶句。
曲を背景に垣間見る戦慄と感動。
「透徹の空」は見えないドラマを瞼の背景に刻んでくれた。私の人生にスライドして創造を掻き立てた。自分の身の上に起きたかの出来事の様にぐるぐると旋回した。亡くなってしまった私の父の大きさであったり、優しさであったかのよう。背筋がピンとして涙が溢れ出てしまった。素晴らしく絶品だった。

MC
初日は硬かった。徳さんが何の話をしたかほとんど記憶が無い。
この時間を楽しんでって言う彼の声が残っている。
2日目は、会場も徳さんもリラックスしていた。
透徹の空での最後の伴奏で、毎回拍手を貰うと、そんなタイミングなんだろうと感じるって事と、
私たちが個々に優しく過ごす事で、地球にも優しくなり、全てが良い方向に回ってくれればいい。と徳さんらしい言葉。

【03】砂時計
星屑の戦士。妖艶で優しい声が誘う。星座群のステージから、眩しいライトが徳さんをいざなう。心地良かった。

【04】ガラスの星座
嫌でも大人の恋の世界に入り込んでしまう。まさにガラスの恋。切なくてやるせない頭の中の想像を掻き立てる歌声。

【05】レイニーブルー
2009年、今年のレイニーブルー。
淡々と歌い上げる徳さんは美しかった。会場は聞き耳を立てて徳さんの調べに酔っていた。
わたしも、また。

【06】大事にするよ
静かな調べ。
ひだまりの中で子供のように遊ぶ若い2人を想像した。徳ちゃんにこんな風に言われたらきっと失神するだろう。^_−☆

【07】抱きしめてあげる
感情で聴いたこの曲。心があったかくて、優しいくて。

【08】僕のそばに
ピアノの優しいリードから始まるこの曲は、今日の私の救い。
いつも抱き寄せてもらえる。素敵な歌声。

【09】恋人
高音が美しかった。
この声で、こんな台詞を言われたら、と、想像してしまう。
ステージで歌い上げる徳さんは悠々としていて、素敵な恋人だった。

【10】輝きの詩
明るいステージ!
テンポよく左右に揺れて聴いたこの曲は、徳ちゃんの声にマッチして素敵だったなぁ。

【11】夢を信じて
軽快でノリの良いサウンドに会場はみんな総立ちで、徳ちゃんのリードに身を任せていた。

【12】恋の行方
会場総立ちで始まった、恋の行方
警戒な歌声が、みんなを惑わせていた。
静かな「静」から、
いつの間にか「動」へと会場一体が変貌していた。
異空間のイザナイだった。

【13】情熱
「動」が「爆発的」な興奮にエスカレート。
ステージの徳さんと会場が同化した「一対の龍」と化し、暴れまわっていた。

【14】壊れかけのRadio
鼓動が落ち着く事無く、いつもの「静」への変調。
ついていけない心地よい鼓動が心地よい1曲となった。

<アンコール>

【15】<11/21> 翼はなくても
徳ちゃんの「ねぇ」は、言葉で書けない優しい声。
目の前で聴けている幸せをすごく感じる曲です。
<11/22>▼あなたしか見えなかった

【16】<11/21> 風と空と海と
オープニングが可愛いと感じるこの曲は、若い頃の徳ちゃんを思わせる。
何故か懐かしい歌声に聞こえてしまった。徳ちゃんらしい曲。
<11/22>▼愛をえらぼう

【17】Hello
優しい歌声。
後半の会場の盛り上がりがあったかくてよかった。
左右に揺れる。風に揺れる名もない花たち。
徳さんと一緒に揺れる沢山の手の波。

【18】LOVE IS ALL
アンコールから、上下のスーツの下に着た白いツアーTシャツが似合っていた。
力強い声は張りがあってまっすぐ会場に向けられていた。

 

エンディングフィルム(WE ALL)再び降りてきた白く大きなスクリーン。

「WE ALL」の曲に合わせて、更に懐かしいデビュー当時からの徳さんの映像が綴られていく。
何百とこなしてきた徳さんのライブの映像が淡々と流れていた。
少年から大人に変わっていく過程は、まさに「壊れかけのRadio」。私自身が体験したライブの思い出も浮かんでいた。

途中、庄司和敬さんと共に立つステージ上の徳さんの映像…その時、徳さんの声を聞いた気がした「庄司、今も一緒だよ!」って。庄司君は、私の中にも生きていた。とても懐かしい映像だった。

そして、現在へ、素敵な徳永さんへと繋がって行った。。素晴らしかった。

□バックメンバー□■ □■ □■ □■ □■ □■ □■
ギター:松下誠さん
ベース:高水健司さん
ドラムス:渡嘉敷祐一さん
キーボード:坂本昌之さん
□■ □■ □■ □■ □■ □■□■ □■ □■ □■

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┗■記憶に残るMC ─────── ┓
覚えてる限り頑張って書きます!
間違いはご容赦!!

凱旋とあって、九州に関連する話が多かったです。

「徳さんは九州人だから」昔ながらの人と人とのふれあいを大切に、
家族、知人友人ご近所さんとの繋がりが大切だと。

ツアー中、ホテルの部屋での食事が多いけど、福岡に来て、金曜はモツ鍋、土曜は屋台でおでんやラーメンでリラックス!
福岡にしか無いおでんの具材「餃子巻き」の話。

確か、2日目のMCでは初日に声を出しすぎて今日はハスキーな声になった。
女性を口説くにはハスキーな声が、絶好の武器になると。
男性の方には、「声をからしてからレイニーブルーを歌うといい」だって!!はは
口説きのテクニックかしらん。…いや、いったい何人を餌食にしたのか!!!
徳さん的には、風邪で声が出なくても、必死に歌った時に新しい声が生まれたそうです…

家系図の話では、お母さんの旧姓は「金子姓」だとか!

徳永姓については、6代前までは奄美に住んでいたそうで、徳之島の小さな島に「徳さん」と呼ばれていた人が元祖?だとか。
奄美のホテルの周りはほとんど徳永姓だそうで、宿泊した時に「徳永」に守られているような気がしたと豪語。

が、しかし、スペインに行った時には「日本人です」と答えても「ジプシーだ」と言われたそうです。
徳ちゃん曰く「そう言えばフラメンコダンサーの手の様にクルクル回ると思った」と満点大笑!

徳さん地元の柳川での川下りの話で、船頭さんが 料亭御花(この料亭の裏に実家があったとか?) に差し掛かると「ここが徳永英明さんの実家です」って紹介するそうです。ホントか??

「ニビシ醤油」「丸天&ゴボウ天うどん」「つんきんだご」「高菜」「マルタイラーメン」「しょんしょん」などなど
コアな食ネタ。実は、私はこの中では高菜しか食べた事が無い…

この他、徳さんは、西武のファンだけど、福岡の方々がソフトバンクのファンが多いだろうからと高水さんを横目に話をしていました。

今回の九州圏の公演は、福岡でのみの為、九州各地からたくさんの方がこの会場に来てくれたのだと、お礼の声。
「そのうち、九州圏全県を行脚できる環境を作りたい」と言われました。
が、しかし、ファンの心理としては、ここ数年、毎回MCで言ってくれてますが、まだまだ実現は難しいですね。
残念。いつか実現します様に!

今回の福岡サンパレスも又、とてもとても優しい気分で帰宅の途につく事ができた。

TOUR FINAL
2010年 1月9日/名古屋センチュリーホール

SET LIST

▼ 永遠に
▼ 透徹の空
▼ 砂時計
▼ ガラスの星座
▼ レイニーブルー
▼ 大事にするよ
▼ 僕のそばに
▼ 恋人
▼ 輝きの詩
▼ 恋の行方
▼ 夢を信じて
▼ 情熱
▼ 壊れかけのRadio

FINAL恒例の〆をお先に…
皆さんの健康といろいろ!一本です
お手を拝借! よぉ~~~!!! ありがとうございましたっ!!

FINALスペシャルのアンコール
▼ Hello
▼ REVOLUTION
▼ 負けるな
▼ LOVE IS ALL
▼ WE ALL

徳さんのオフィシャルで掲載してあった写真に感動。
エンディングロールが流れ、会場からは見えない、スクリーンの裏側に立つ徳さんが会場へ向けお辞儀をしている後ろ姿の描写。
「どうもありがとうございました!」と言う徳さんの挨拶に会場は大声援を贈った。

ツアーファイナルまでの長い道のりは、御本人、バックアップスタッフ、関係者の方々、ご家族と、大変な労力だろうと想像します。みなさんの成り立ちが私をも生かしてくれています。そして、私の知り得ない多くの方の人生までも輝かせているんですね。最後に感謝の気持ちを込めてありがとうございますと、伝えたい。

□バックメンバー□■ □■ □■ □■
ギター:松下誠さん
ベース:高水健司さん
ドラムス:渡嘉敷祐一さん
キーボード:坂本昌之さん
□■ □■ □■ □■ □■ □■

WE ALL の日程♪全37公演

直近の関連イベント/2009年
5月 『WE ALL』発売記念 スペシャル・ミニライブ

8月1日「赤い太陽の日7」よみうりランド オープンシアターEAST

12月31日 「第60回NHK紅白歌合戦」出場 「壊れかけのRadio」