12月22日(日) ビルボードライブ大阪 第2部
19:00開場 20:00開演
その時が来た
バックメンバーが颯爽とポジションにつく
今回は、JAZZシフト。
坂本 昌之 さん
/ サカモト マサユキ (Keyboards)
土方 隆行さん
/ ヒジカタ タカユキ (Guitar)
渡辺 等さん
/ ワタナベ ヒトシ (Bass)
渡嘉敷 祐一さん
/ トガシキ ユウイチ (Drums)
奥村 晶さん
/ オクムラ ショウ (Trumpet, Flugel Horn)
半田 信英さん
/ ハンダ ノブヒデ (Trombone)
庵原 良司さん
/ イハラ リョウジ (Sax, Flute)
一瞬の静寂
そして、徳さん。
徳さんは、私のスペース右横から中央の狭いステージへ
目の前には、徳さんがバーテンダーだった頃アレンジしたジンとグレープフルーツのレイニーブルーカクテルとソフトドリンクのレイニーブルー。
初めて体感する極上のJAZZライブが始まった。
沢山の面差しと声援が徳さんに向けられる。いつもならオールスタンディングで迎えるこの時だが、今日はゆったりと楽しめる。
1.夢の続き
ガーンと来るオープニングは更に磨き上げられた刃となって胸を刺す。
ワクワクする。
私の右腰あたりからなんとも言えない優しい旋律が這い回る。
2.FRIENDS
テーブルにひじをつき、手にあごを乗せて見つめるこの先に徳さんの横顔。
黒いスーツの胸元にクリスマスカラーのポケットチーフ。左の薬指には徳さんの誕生石のアメジストリング。金縁の四角い割と大きめの腕時計が素敵。
MC
3.MYKONOS
軽快なサウンドに乗る徳さんの声。小刻みに揺れて聞き入るこの愛おしい時。
4.Revolution
進化したJAZZサウンド。全く違う曲調で楽しめるこの曲は、徳さんの声としっくりしていて魅力的だった。サックスとトロンボーンのアレンジが心躍らせる。
小休止
ピアノの優しい音源からトロンボーンの奏。ドラムとギター。
JAZZならではの軽快なひととき。
5.輝きながら…
6.風のエオリア
7. BIRDS
いまだに劣化を知らない歌声。
頭の中にある青い歌声と目の前にあるシックでシニアな歌声がリンクする。優しいせめぎ合いを目の当たりにしていた。
テーブルには、氷だけが残ったうっすら青色のグラスが、私の指先にあった。
8.夢を信じて
懐かしい曲。今日はゆったりとゆっくりと奏であげられる。
徳さんはたまに、狭いステージをゆっくり歩いて、これまた狭い会場の左右で立ち止まって歌ってくれた。
ステージ前の席の人は、ほとんど、目の前に徳さんが居る感じ。
でも、みんな大人ー。
徳さんに触ったり、騒いだりしない。私のライブ経験上、かつて無いくらい大人なライブだった。
MC
9.ミッシェル[ビートルズ]
今日は、JAZZ調のミッシェル。軽快で素敵なステージだった。
肩を小刻みに揺らす沢山の影が重なった。
10.僕のそばに
ステージ上の徳さんは、中央に置かれた椅子に腰掛けて優しく語りはじめた。私は徳さんの歌声に酔いながら両手で顔を覆っていた。
なんて素敵な僕のそばに。また右側の耳の奥がジンとした。ラストのハーモニカの奏が頭の中で木霊した。
11.レイニーブルー
渡嘉敷さんのドラム。
シンバルとハイハットな奏でが軽快にリードする。
そして、渡辺さんのベースは前回のライブ同様素晴らしくて、徳さんの魅力を更に磨き上げていた。
MC
ほんとは一旦ステージを去るはずだったそうだけど、このままアンコールへ。
12.愛の讃歌
今日の集大成とも言える歌声だった。
いないはずのひとりの女性が、そこで愛を語っているかのようだった。
徳永マジック健在!
やっぱり今日も
大人のステージとは言え、オールスタンディングで大拍手と声援が飛び交った。
ここでも、会場ひとつになって更にアンコールをねだったが、会場の時間制限が!とかで、残念ながらお開きとなった。
それでも、バックメンバー揃って、もう一回ご挨拶をしてくれた。
また今日も、素敵な思い出が増えた。
ジャズライブ2019日程
公演日 | 会場名 | 1日2公演 | 開場 | 開演 |
---|---|---|---|---|
12月14日(土) | ビルボードライブ東京 | 第1部 | 16:00 | 17:00 |
第2部 | 19:00 | 20:00 | ||
12月15日(日) | ビルボードライブ東京 | 第1部 | 16:00 | 17:00 |
第2部 | 19:00 | 20:00 | ||
12月21日(土) | ビルボードライブ大阪 | 第1部 | 16:00 | 17:00 |
第2部 | 19:00 | 20:00 | ||
12月22日(日) | ビルボードライブ大阪 | 第1部 | 16:00 | 17:00 |
第2部 | 19:00 | 20:00 |
背景
今回、抽選に当選した流れで大阪のラストステージを堪能して来ました。
小雨降る中、大阪に到着後、一緒に席を取ったみっちゃんと落ち合い、[空中庭園]を堪能し、同じビルで放映されていた洋画を見て大阪駅の地下街を散策後、軽食。そしてビルボード大阪へと足を運んだ。案の定、着飾ったみなさんが列を作っていた。今回はチケットが無く、名前と身分証で予約席へと案内された。
会場内では、沢山のビルボードスタッフがオーダーをとりに歩き回っていた。思ったよりも狭い環境で、徳さんとバックメンバーとの距離が相当近くにあった。
気になるMCの内容は、いつものステージとは違い、沢山はありませんでした。
特に印象に残ったのは、風のエオリアの作詞家大津あきらさんの話。
曲の中の「鷺色の風、妖精」とかの
素敵な詩を書いてもらったお礼の言葉。
この詩のお陰で、徳さんが、アテネオリンピックの招致の代表としてギリシャに行ったそうです。
ここで、ポセイドン神殿の段差の上に立った徳さん。これまでここに立った外国人はおらず、徳さん1人だけだそうで、居合わせた人がカメラ撮影したとかで、良い記念になったんじゃ無いかとか。大阪弁を話さないつもりだったそうですが、結局は「ありがとう」って大阪弁で話してくれて素敵だった。
会場の時間制限が80分と決まっているとかで、いつものライブよりは短いステージでした。
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